いつまでたっても

好きな音楽のこととか

VISUAL JAPAN SUMMIT2016

私は参加していないし、wowwowオンデマンドも見ていないのですが。今の時代、ツイッターやインスタグラムでリアルな現地の声を聞けるのでそれを見るのが楽しい3日間でした。映像はまた12月の放送で見ようと思っています。そんな私のこのフェスで思ったことを書いてみます。

開催当日ぎりぎりまで不安視されていたこのフェス。なかなか出演者やタイムテーブルの発表がされず批判の声が多かったように思います。が、実際終わってみれば「行ってよかった!」の声が多く見受けられたので、なんだかんだで成功したんだなと思います。私も不安視していた一人で、正直、「このメンツで大丈夫かな?」と思っていました。まあ、X、LUNA SEAGLAYは別として、出演を期待していた中堅バンド(DIR EN GREY、the gazette、NIGHTMARE)が出ないのがすごく残念だったし、これは黒歴史になるんじゃないかと思っていました。なぜならこの人達が次世代をを引っ張って行かなければいけない存在だと思っているので。 でも結果、HYDEの「say anything」やKISSメンバーの登場、GLAYが「JOKER」カバーなどサプライズがあったりして好評に終わって良かった。若手バンドもツイッターの検索ランキング入りしたりして、話題にもなったし。

このフェスで感じたことですが、やっぱりyoshikiはエンターテイナーとしては最高なのではないでしょうか。ルナフェスと比較して、LUNA SEAはどこまででもクールでカッコイイ。そんな彼らの雰囲気が現れていたのがルナフェス。yoshikiやXは人を楽しませたり、魅せるという部分において一級品。(時間にルーズなのが難点)

 

まあでも、結局は大御所3バンド+清春HYDEあたりの評価が圧倒的に高くて、先人達を超えるようなバンドはまだ出てきてないなあという感じ。個人的に摩天楼オペラが今後化けてくれないかなと期待しています。

このフェスについて色んな出演バンドが感想を書いていますが、印象深かったのはAngeloのキリトのブログ。

『一時代を築き上げた大先輩のバンドが分け隔てなく若いバンド達と同じステージに立つという事には強いメッセージがあったように感じます。

 

想いを想いで終わらせない強い意志。

 

それを現実のものとする為に身体を張る覚悟。

 

そんな事を後輩に伝える意味もあったのかなと感じました。』

 

彼は大御所より次の世代になるのかな。さすが、長くこの世界で生き残っているだけに、若手の「憧れの先輩に会えて感動した!」みたいなキッズな感想ではなくて、冷静に状況を見ているなと。でも、ヴィジュアル系バンドファンとしては、憧れで終わらせるのではなくて、このフェスを糧にして、強い意志を持ってシーンを牽引してくれるバンドが出てくることに期待しています。